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Tuesday, November 7, 2023

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九州電力・池辺社長が薩摩川内市訪問 賛否審議中の議会「使用済み核燃料に不安も」[11/07 19:34]

九電の池辺社長は、その後、川内原発が立地する薩摩川内市の田中良二市長を訪ねました。

(九州電力・池辺和弘社長)「原子力発電を預かる事業者として引き続き緊張感をもって、安全・安定運転に社員一丸となって全力で取り組んでまいります」

さらに市議会の大田黒博議長と会談。議長が質問したのは、最短で2号機が5年後にも満杯となる見込みの使用済み核燃料の行き先についてでした。

(薩摩川内市議会・大田黒博議長)「私が一番不安に思っているのが、使用済み核燃料の問題。市民と話するごとにこの問題だけが指摘される。どうお考えなのか?」

(九州電力・池辺和弘社長)「我々としては2024年の上期にそこ(六ケ所村の再処理工場)が竣工できるように後押ししている。六ケ所の再処理工場が竣工できると、回り始めるというのが基本的スタンス」

池辺社長は、来年度上期にも完成する見込みの、青森・六ケ所村の再処理工場に使用済み核燃料を運ぶ考えを改めて示しました。そして運転延長の賛否について特別委員会で審議している市議会での説明にも意欲的な姿勢を示しました。

(九州電力・池辺和弘社長)「議会が呼んでいただけるなら、きちんと分かりやすい説明をしたい。私も議会は非常に大事だなと思っている」

田中市長は市議会の判断を受けて、最終的な判断を示す考えです。

(薩摩川内市・田中良二市長)「市議会の意見集約・判断が出された後に市としての総合的判断が出る考え方」

池辺社長は午後、再び鹿児島市に戻って県議会議長と面会し、県民投票条例案が否決された経緯などについて説明を受けました。薩摩川内市議会では規制委の参考人招致の方針を決めるなど、運転延長に関する審議が本格化する見込みですが、県議会では、具体的な審議予定は決まっていません。

松里議長は今後について問われると・・・。
(県議会 松里保廣議長)「今後、県当局も専門委員会でさらなる科学的、技術的見地から安全性の確保を検討していくので、議会は行政のチェック機能が一つの大きな権能なので、議論があると思う」

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