西之表市の馬毛島で、自衛隊基地の建設が始まってから12日で半年となります。
島では、建設資材を搬入するための仮設桟橋の本体工事が始まるなど整備が加速しています。
馬毛島ではことし1月、アメリカ軍の空母艦載機訓練の移転先などとして、防衛省が自衛隊基地の建設に着手しました。
島の東側の海域では、先月下旬から工事に必要な資材を搬入するための仮設桟橋の本体工事が始まりました。
国によりますと、海上から作業船を使って「ケーソン」と呼ばれるコンクリートブロックの設置作業が行われていて、ことし11月には完成する見通しです。
また、島の中央部では滑走路の造成工事が進んでいて、来年3月には舗装工事が始まるということで、早期の運用開始を目指し、ほかの施設に先行して来年秋には完成するということです。
基地全体の工期はおおむね4年と見込んでいます。
地元・西之表市の八板市長は、計画に「同意できない」と訴え、おととし再選しましたが、基地建設の決定が明らかになった去年以降、賛否について明言していません。
防衛省は「引き続き期待の声にしっかりと応えるとともに、不安を解消するため、地元自治体などと緊密に連携しながら施設整備を進めていきたい」としています。
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