6月17日(土)、ベトナム・ビンズン新都市でベカメックス東急さんが運営する複合施設「SORA gardens Links」が開業しました。
施設がある「SORA gardens」エリアには、高層マンションが立ち並び、まもなくショッピングセンターも完成する予定ですが、ここに暮らす人、訪れる人をリンクする(つなぐ)役割を期待して「SORA gardens Links」と名付けられたそうです。この施設には、ベトナム初の本格的な屋根付きサッカー場も整備されていて、イベントやスクール事業を共同で行っている川崎フロンターレもスクール運営に使用します。
ベトナム南部の気候は東南アジア独特の厳しい日差しがあり、一年の半分を占める雨季にはスコールがあり、スポーツを行うには大きな課題となっています。しかし、「SORA gardens Links(ソラガーデンズ リンクス)」はそれらを解消する屋根付きの全天候型で、365日、快適にサッカーを楽しむことができる素晴らしい施設です。
今後はビンズンでのサッカースクールをこの屋根付きサッカー場で行うほか、サッカー・フットサル大会の開催や各種イベントをベカメックス東急さんと連携し実施してまいります。
また、サッカー場の他にも野球場やコミュニティガーデン、そして立派なスケートパークまで整備され、現地を訪れたクラブスタッフは施設の充実ぶりに大変驚かされました!
さて、「SORA gardens Links」の開業を祝うオープニングセレモニーには吉田明宏社長が参加し、セレモニー後には国際協力機構(以下、JICA)さんと連携して「Sports Festival」が開催されました。前回のジャパンベトナムフェスティバルの時から引き続き、算数ドリル実践授業、女性向けのシェイプアップサッカー教室、フロンタウンでも実施しているポールウォーキング教室などを実施し、現地のスクール生から近隣住民の方まで、約1,000人もの幅広い年齢層の方にお楽しみいただきました!
今回行われた算数ドリル実践授業では、参加した子どもたちと親御さんのリフティング回数の合計値から平均を求めて「クラブスタッフのリフティング回数と、どっちのほうが多いか?」という問題を出題しました。スタッフよりも遥かに多くの回数を重ねる現地スクール生、一生懸命にリフティングをするお父さん、子どもに解き方を丁寧に教えるお母さんといった非常に微笑ましい光景を見ることができ、充実した時間となりました。
ポールウォーキング教室は、小さなお子さんからシニア世代まで大人気でした。子どものサッカー教室を見に来た親御さんやそれについてきたお姉ちゃんが夢中になって取り組む姿を見て、まさに老若男女、誰でも楽しく健康になれる素晴らしいスポーツだと改めて感じることができました。
また、今回は上記イベントに加えて、富士通企業スポーツ推進室さんのご協力で新たに「陸上教室」「チア教室」という2つのイベント実施も試みました。
からだの使い方から、速く走れるコツなどの走り方を教える「陸上教室」には、地域の小さな子どもたちをはじめ、たくさんの方が参加してくれました。プログラム内容は、はじめに現時点での25メートル走のタイムを測定し、指導を行ったあとに再度25メートルのタイムを計るというものです。指導後のタイム測定では、ほとんどの子どもたちがタイムを縮めており、自分の足が速くなったことを自覚する嬉しさ・楽しさを感じ取ってくれたと思います。
「チア教室」では、基本的な振り付けから覚えていき、最後は“アナと雪の女王”の“Let It Go”の音楽に合わせ、通してダンスをするというボリュームたっぷりの内容でした。チアダンスは女の子も楽しめる運動として現地でも馴染み深いとのことで、募集開始と同時に小さな女の子がたくさん参加してくれました。第二部の開催では、現地のアクティブサラリーマンの方も大挙して押しかけて大変賑やかな会となりました。
今後も引き続きベカメックス東急さん、JICAさんと連携した活動を予定しています。また今後の活動にもぜひご注目ください!!
からの記事と詳細 ( フロンターレ日記:ベトナム・ビンズン新都市「SORA gardens ... - 川崎フロンターレ )
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