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巨大トリックアートで装い一新、ここはおとぎの国⁉ 加東アート館が設置計画、集客増へ狙うは脱「役所感」

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更新日:2022年12月18日

  • 加東アート館前に設置される巨大トリックアート案のイメージ(加東市提供)

  • 加東アート館前に設置される巨大トリックアート案のイメージ(加東市提供)

  • 加東アート館前に設置される巨大トリックアート案のイメージ(加東市提供)

  • 加東アート館の外観=加東市下滝野

 目の錯覚を利用したトリックアートやAR(拡張現実)作品が楽しめる観光施設「加東アート館」(兵庫県加東市下滝野)で、玄関前の広場階段や路面に巨大なトリックアートを設置する計画が進んでいる。かつて市庁舎だった施設のイメージ刷新を狙い、掲げるキーワードは「脱! 役所感」。幅約7メートル、高さ約3メートル分の階段アートなどで驚きを誘い、集客増へ期待をかける。(岩崎昂志)
 同市によると、広場階段では23段の階段側面に屋外トリックアートを設け、観光客らの目に真っ先に飛び込む格好になる。階段を上った先の路面には、国内最大級という縦12メートル、横5メートルの作品と、玄関口に誘導する縦6メートル、横3メートルの作品を置く。このほか、県道からアート館へ入る道路脇にも、計4カ所に看板型の新作を展示する。
 来年3月までに完成する予定で、関連事業費約650万円を盛り込んだ市一般会計補正予算が現在開会中の市議会で可決された。現時点の構想では、観客自身がおとぎの国に入り込むような光景を楽しめる図案を考えているという。
 アート館は、同市が旧滝野庁舎を改修して2021年3月にオープン。今年10月までに計3万4千人余りが訪れ、うち約8割が市外の利用者だった。
 一定の人気を集める一方で、元々が役場だっただけに、3階建ての施設全体のたたずまいはおとなしい印象もある。壁面に深海生物のトリックアートを描くなど工夫しているが、巨大作品展示で斬新さをアピールする考えだ。
 同市商工観光課は「外観のイメージをがらりと変え『あれは何だ』『行ってみたい』という期待感を演出する。さらなる集客につなげたい」と意気込んでいる。

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