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Wednesday, December 21, 2022

ほしいも作り、てんてこ舞い「からっ風と温度差が甘さ引き出す ... - 朝日新聞デジタル

河合博司

 蒸したサツマイモを乾燥させて作るほしいもは、冬の味覚のひとつ。茨城県古河市仁連(にれい)のサツマイモ農家鈴木達郎さん(35)、解(とき)さん(34)夫妻は年末年始、イモを天日乾燥させる作業にてんてこ舞いだ。

 10~11月に約1ヘクタールの畑で収穫したイモは、でんぷんの糖化を促すために2カ月以上貯蔵する。干し始めるのは、最低気温が零下になる12月中旬から。2月末まで作業は続く。

 解さんが2時間かけてイモを蒸し、丁寧に皮をむく。ピアノ線を張った切断機で厚さ1センチに切り、ビニールハウス内に夫婦で並べていく。6日間ほど干せば完成する。

 達郎さんは「透き通った黄色に変われば出来上がり。からっ風と昼夜の温度差が、よりいっそうの甘さを引き出します」。問い合わせはメール(niresyuku.koga.ibaraki@gmail.comメールする)へ。(河合博司)

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