県は、来年の完成を予定している新しい県体育館と屋外型のトレーニングセンターについて、命名権の導入を決め、今月末から権利の取得を希望する企業を募集することになりました。
命名権が導入されるのは、いずれも県の施設で、延岡市に来年５月完成予定の「新宮崎県体育館」と、宮崎市のシーガイアオーシャンドームの跡地に来年４月完成予定の屋外型のトレーニングセンターです。
契約期間は、いずれの施設も来年４月から５年間で、想定している契約金額は、体育館が年間５００万円以上、トレーニングセンターは年間１５００万円程度としています。
命名権の販売で得られた資金は、これらの施設の維持管理のために使用するということです。
県は、今月３０日から１１月１６日まで権利の取得を希望する企業を募集し、応募の理由や購入希望金額などを審査した上で、ことし１２月ごろまでに決定するとしています。
今回の命名権について、県は「地域の企業や県のスポーツ振興に関心の高い企業などに積極的に手を挙げてもらいたい」とコメントしています。
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