老朽化した長崎市の小学校の校舎が解体されるのを前に、１７日、在校生や卒業生などが集まり、壁に感謝のメッセージを書き込んで、思い出の詰まった学びやに別れを告げました。
長崎市にある西町小学校の西校舎は６０年前に建てられ、ことし３月ごろまで家庭科や音楽の授業などで使われていましたが、建物の老朽化のため解体されることになりました。
１７日は解体を前にこれまで過ごした校舎に感謝の気持ちを伝えようと、在校生や卒業生などおよそ１８０人が集まりました。
在校生や卒業生たちはそれぞれのエピソードに花を咲かせながら、チョークなどで教室の壁や黒板に感謝のメッセ−ジや絵を書き込んで、思い出の詰まった学びやに別れを告げました。
書き込みは、新型コロナウイルスの感染防止対策として、時間帯を分けて分散する形で行われました。
卒業生で、中学校の女子生徒は「きょうは『学校が大好き、今までありがとう』と書きました。壊されるのは寂しいけど、新しい校舎が楽しみな気持ちもある」と話していました。
卒業生で３０代の会社員の男性は「感慨深いものがある。在校生の親になっても校舎の中にはなかなか入れないので、久しぶりに中を見ることができてよかった」と話していました。
西町小学校の西校舎は今年度中に解体され、令和７年度までに新しい校舎が完成するということです。
からの記事と詳細 ( 思い出詰まった学びやに別れ 解体前に感謝のメッセージ｜NHK 長崎県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/rTpPbY1
No comments:
Post a Comment