道東の鶴居村で公共施設の管理や村おこしを担う新しい会社が、村や村民が出資する形で設立され、12日に株主総会が開かれました。
人口およそ2500人の鶴居村は公共施設の管理会社や広告代理店がないため、釧路市や札幌市などの会社に委託費を支払って行っています。
村はこうした業務を自前で行えるようにしようと村と地元企業、村民14人が出資して新たな会社「むらづくり鶴居」を設立しました。
12日に開かれた株主総会では大石正行村長が「行政と地域の間で住民のニーズに対応できる組織があればいいと考えて会社を設立した」と述べました。
新会社では当面、ことし10月に完成する体育館の管理・運営やふるさと納税の事務作業などを担当します。
来年度以降は地元の人の雇用を増やし、イベントの企画運営や移住促進、特産品の製造・販売などを行い、村の活性化に中心的な役割を果たすということです。
株主の1人で釣り堀を営む大津泰則さんは「今後、観光客が増えてくるだろうし、新会社には行政ができない部分に積極的に協力してほしい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 鶴居村で「むらづくり会社」設立 臨時の株主総会開催|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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