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Wednesday, June 15, 2022

関西最大級、尼崎に大規模物流施設建設へ 日本GLP 26年夏完成見通し - 神戸新聞NEXT

「GLPアルファリンク尼崎」の完成イメージ(日本GLP提供)

「GLPアルファリンク尼崎」の完成イメージ(日本GLP提供)

「GLPアルファリンク尼崎」の完成イメージ(日本GLP提供)

「GLPアルファリンク尼崎」の完成イメージ(日本GLP提供)

施設概要を発表する日本GLPの帖佐義之社長=大阪市北区

施設概要を発表する日本GLPの帖佐義之社長=大阪市北区

神戸新聞NEXT

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 物流不動産開発の日本GLP(東京都)は15日、兵庫県尼崎市道意町7の古河電気工業工場跡地に、延べ床面積約37万平方メートルの大規模物流施設を建設すると発表した。関西の物流施設では最大規模。約1千億円を投資し、2023年11月に着工、26年6月に完成する見通し。25年7月に完成予定の大阪府茨木市の施設(延べ床面積32万平方メートル)と合わせて関西の物流拠点とする。

 施設は「GLPアルファリンク尼崎」で、阪神高速3号神戸線の尼崎西インターチェンジまで約300メートル、阪神電鉄の尼崎センタープール前駅から徒歩7分の立地。周辺には日用雑貨、食品、工業系メーカーの集積もあり、物流拠点として優れていると判断した。

 約16万3千平方メートルの敷地に、複数の企業が利用できる「マルチテナント型」の2棟を建設。工場、研究開発拠点、ショールームなど倉庫以外にもさまざまな用途での利用を見込む。

 施設で働く人向けにレストランやカフェ、託児所などを設けるほか、地域住民も使えるフットサルコートの整備なども進める。15日に大阪市内で記者会見した日本GLPの帖佐(ちょうさ)義之社長は「関西は大阪・関西万博の開催に向けて物流ニーズが高まるとみられ、当社として注力するエリア」「倉庫という閉鎖的なイメージを変え、地域に開かれた物流施設にしたい」と話した。災害時には避難場所としての機能も担う。

 アルファリンクは「オープンハブ」(開かれた拠点)をコンセプトに、地域住民も利用できる施設を備える日本GLPの大規模物流拠点の名称。尼崎の施設計画は国内5カ所目となる。関西ではほかに、茨木市で投資総額約675億円の開発計画があり、今年12月に着工、25年7月に全3棟が完成予定。

 同社はシンガポール本拠の投資会社の日本法人。09年に設立され、国内では計画中を含め約170棟の施設を開発。うち関西は43棟を占める。(西井由比子)

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