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Saturday, January 8, 2022

思い出の品、ずっとそばに 山形・革工房、ランドセルを小物にリメーク - yamagata-np.jp

2022/1/9 13:15

ランドセルの革を使って作れる小物製品の例(提供写真)

 山形市鉄砲町2丁目の革工房「kiwami leather(きわみレザー)」(塚野和人代表)が、6年間使用したランドセルを小物製品にリメークするサービスを始めた。全て手縫いで仕上げ、思い出の品を長く愛用できるようにする。

 県内では珍しいサービス。「牛革やコードバンなどを使った高品質なランドセルも多く、リメークする価値がある」と塚野代表。昨年10月に同工房の顧客からオーダーを受けたところ口コミで評判が広がり、12月にサービスを開始した。これまでに10件ほどを仕上げた。

 作るのは財布(3万円~)、キーケース(2万円~)、名刺入れ(1万8千円~)など実用的なものばかり。表地はランドセルからはがした革を活用し、裏地には同工房の商品に使っている質の良い牛革のサドルレザーを組み合わせる。ランドセルの傷も思い出や味わいとなる。

リメーク前のランドセル

 これまでオーダーを受けた中では、子どもが社会人になった際にリメーク製品を贈ろうと考える人が多いという。注文から約1カ月で完成するが、混み合うと待つ必要がある。塚野代表にも小学6年生の娘がおり、既に身近な保護者から作ってほしいとの要望を受けている。塚野代表は「リメークとは分からないリメーク製品。ランドセルの一部を手元に残すことで、子どもの頃を思い出す宝物になればうれしい」と話す。詳細は同工房のホームページhttps://ift.tt/3t6dNu9

【関連リンク】

革工房「kiwami leather」HP

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