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Friday, December 3, 2021

震度5弱 御坊市役所 職員が一時避難 耐震基準満たさず |NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

震度5弱を観測した御坊市役所の職員によりますと、廊下を歩いている時に強い横揺れがあり、その後、庁舎の外の駐車場まで退避したということです。
駐車場にはほかにも職員およそ100人と数十人の市民が退避していたということです。
庁舎内では机の上のものが散らばったり、棚のものが落ちたりするようなことはなく、けがをした人の情報もないということですが、20枚ほどの窓ガラスにひびが入っているのが見つかったということです。
御坊市では現在、市役所の庁舎の建て替え工事を進めていて、市役所のとなりの施設に災害対策本部を設置して被害情報を確認する作業にあたっています。

御坊市によりますと、市役所の窓ガラス26枚が割れたほか、1階の床のタイルが数枚はがれる被害が確認されたということです。
けが人など人的被害の情報は入っていませんが、市では引き続き、被害状況の収集を進めているということです。

御坊市役所庁舎は昭和48年に建てられた地下1階、地上5階、塔屋(とうや)2階建てです。
御坊市によりますと耐震化されておらず、震度6から7の揺れで倒壊のおそれがあるということです。
新たな庁舎を現在の建物の南側に建設していて再来年に建物が完成する予定です。

御坊市の仮家基浩 防災対策課長は、NHKの電話取材に対し、「当時、ゴーッという地鳴りのような音がして横にグラグラと15秒ほど揺れました。庁舎内にいた職員や来庁者、およそ200人が一時、外に避難して安全を確保しました」と地震直後の様子について説明しました。
また、仮家課長は、「建物の2階と3階を中心に窓ガラスが26枚割れる被害があったが目視で安全が確認できたことから現在、各課は通常業務に戻っています。また、大きな揺れがあるかもしれないのでエレベーターは使わないようにするなど対応にあたっています」と被害の状況について話していました。
そして、今後の対応について、「午前10時すぎに緊急の会議を開いて市内で被害がないか情報収集にあたっている。再び大きな揺れがあった場合に備えて市民の安全を確保していきたい」と話していました。

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