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Friday, December 3, 2021

新幹線駅直結、長崎マリオットホテル23年秋開業「訪日客の受け皿に」 - 読売新聞

 JR九州は3日、2023年秋に完成する新長崎駅ビルに「長崎マリオットホテル」を開業する契約を米ホテル大手マリオット・インターナショナルと締結した。22年秋開業の西九州新幹線(武雄温泉―長崎)の発着駅に直結する世界的ホテルチェーンの開業で、インバウンド(訪日外国人客)の受け皿にしたい考えだ。

 マリオットホテルは九州初進出で、新長崎駅ビル(13階建て)の7~13階に入る。約200の客室のほか、レストランやフィットネスジムなどを備える。JR九州グループがフランチャイズとして運営し、新駅ビルと同時期に開業する。

 米マリオットは138の国と地域でホテルを展開している。JR九州は、新型コロナウイルスの収束後を見据え、新幹線とホテルへのインバウンド誘致につなげたい考えだ。

 JR九州の青柳俊彦社長は長崎市での調印式で、「マリオットの世界的な規模とネットワークで質の高いホテルをつくり、長崎経済に弾みをつけたい」と述べた。

 新長崎駅ビルは、延べ床面積は約10万平方メートルで、1~5階が商業フロアとなり、5、6階はオフィスとなる。当初は25年度の全面開業を計画していたが、新幹線開業との相乗効果を高めるため約2年前倒しした。新駅ビル開業後も現在の駅ビルは残る。

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