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Thursday, December 2, 2021

何かに見える日常の風景 佐賀市出身の鷲﨑さんらシエマで写真展 - 佐賀新聞

写真展を開く鷲﨑雄一さん(右)と高野ぴえろさん=佐賀市のシアター・シエマ

写真展を開く鷲﨑雄一さん(右)と高野ぴえろさん=佐賀市のシアター・シエマ

 何気ない風景が何かに見えて想像力を刺激する写真展「擬態」が佐賀市松原の映画館シアター・シエマで開かれている。星空やデジタル表示の数字にも見えるビルの明かりなど、ユニークな約40点が並ぶ。9日まで。

 佐賀市出身で高校時代まで同館の常連客だった鷲﨑雄一さん(24)=大阪府=が、関西を拠点に写真コミュニティー「ピックスサイファー」を主宰する高野ぴえろさん(27)と企画した。

 コンクリートの染みがハートに見えたり、普段見過ごしがちな日常の一場面を巧みに切り取っている。「自由に色んな解釈で見て、何かを見つけてほしい」と鷲﨑さん。高野さんも「動画と違って写真は前後の文脈が見えないから、想像し考える余地がある。注意深く見ると町は面白さにあふれている」と話す。(花木芙美)

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