2009年の営業停止以降、未活用の状態が続いている秋田市中通の旧ホテルハワイ・ラグーン店跡地に、大和ハウス工業がマンションを建設することが1日、分かった。2022年6月に着工し、24年8月に完成する予定。
建設するマンションは「プレミスト秋田中通」(仮称)。地上14階建てで、147戸が入る予定。敷地面積は約5200平方メートル、延べ床面積は約1万3300平方メートルとなっている。
ラグーン店跡地は大阪市の不動産会社が17年に取得し、マンションの建設計画を発表したが、建設スケジュールや費用面で条件に合う施工業者を見つけられず20年に断念。同年11月に大和ハウス工業が跡地を購入していた。
ホテルハワイは1965年創業。ラグーン店と隣の新本店、駅前店の計3店舗で1050室を有し、かつては東北最大規模だった。大手チェーンのビジネスホテル進出が相次いだことなどで経営が悪化。09年に3店舗の営業を停止し、運営会社は自己破産。跡地は長年未活用だった。
駅前店跡地は20年1月にタカラレーベン東北(仙台市)が取得し、20階建て(133戸)のマンションを建設する計画を進めている。新本店跡地は秋田市の不動産会社が取得し、現在は有料駐車場になっている。
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