日本海テレビ
2年ぶりとなる公演まであと1カ月半となったミュージカル「あいと地球と競売人」をPRするポスターが完成しお披露目された。 ミュージカル「あいと地球と競売人」の稽古に励む子どもたちにお披露目されたのは来月、2年ぶりに開催される公演のポスターだ。中央には地球がジグソーパズルになっていて、一人一人が持っているピースを合わせることで完成するという絵が描かれている。 この絵は1986年から筋ジストロフィーで入院生活を送っている松江市のデザイナー西坂久己さんが手がけた。 あいと地球と競売人 演出 和田史朗さん:「(地球を)自分たちが作っていくんだという気持ちを前面に出したポスターがほしいなと思っていたので、非常にピッタリなポスターを描いていただいたなと思いました。」 この日は「あいと地球と競売人」を支援し、西坂さんへポスター製作を依頼した「松江しんじ湖ロータリークラブ」から主役のあいちゃん役を演じる2人にポスターが手渡された。 西坂さんが入院生活を送りながら、わずかに動く指先とパソコンを使って完成させたという。 あいちゃん役 母里幸知子さん:「あいちゃんのセリフにも『ひとりひとりが手を取り合えば、きっと地球は救える』とあるので、一人一人が運んでいるパズルみたいに地球ができていくんだなと思いました。」 もう1人のあいちゃん役 桐原琴音さん:「地球をみんなで協力して作っている感じが描かれていて、そういう気持ちをこめて私たちもやっていきたいなと思いました。」 ミュージカル「あいと地球と競売人」は11月20日、21日、23日に松江市美保関町のメテオプラザで開催される。
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