
厳選!2歳馬情報局(2021年版)第22回:ダノンギャラクシー JRA史上最多となるGI通算9勝を挙げたアーモンドアイをはじめ、三冠牝馬のアパパネ、その娘で先日のGI秋華賞を制したアカイトリノムスメなど、数々の名馬を育ててきた国枝栄厩舎(美浦トレセン)。そんな関東の名門厩舎には、今年も楽しみな2歳馬がそろっている。 【写真】菊花賞で本当に狙える穴馬とは? これからデビューを迎えるダノンギャラクシー(牡2歳/父ディープインパクト)もその1頭だ。 同馬は2019年の競走馬のセリ市「セレクトセール(当歳部門)」に上場され、2億9000万円(税別)の高値で落札された。同馬がそれだけの高額で取引されたのは、大種牡馬ディープインパクト産駒であり、全姉にGI戦線で活躍したデニムアンドルビーがいるからだろう。 デニムアンドルビーは3歳時に重賞を2勝。GIIフローラS(東京・芝2000m)、GIIローズS(阪神・芝1800m)を制して、世代の主役として奮闘した。牝馬三冠レースでは戴冠を果たせなかったものの、ともに1番人気に支持されたGIオークス(東京・芝2400m)で3着、GI秋華賞(京都・芝2000m)で4着と上位争いを演じた。 また、同年にはGIジャパンC(東京・芝2400m)に参戦。鋭い末脚を繰り出して、歴戦の古馬相手に2着と好走した。その後、5歳時にもGI宝塚記念(阪神・芝2200m)で一線級の牡馬と互角の勝負を見せて、僅差の2着という結果を残している。 その名牝の弟ゆえ、関係者やファンの期待も大きいダノンギャラクシー。すでにデビューに向けて調教を重ねており、当初10月最終週にデビューする予定だった。
しかし、国枝調教師の判断で急きょデビューは延期となった。その判断について、関東競馬専門紙のトラックマンが詳細を伝える。 「国枝先生曰く『(ダノンギャラクシーは)まだ目覚めていないというか、もう少し調教を重ねてからデビューをさせたい』とのことでした。とはいえ、調教自体は決して悪くなく、馬体についても『走りそうな雰囲気をしている』と師自ら話していて、決して悲観することはないと思います」 実際、他のスタッフからの評価も上々だという。トラックマンが続ける。 「馬体はまだ全体的に緩さのある作りですが、スタッフは『新馬なら、今の状態でも好走できるレベルにある』と話していました。馬体重も460kgほどで、『バランスよくまとまっている』と高評価を与えています。確かに完成するのは先かもしれませんが、初陣を迎えれば、間違いなく勝ち負けを演じることになるでしょう」 国枝調教師とスタッフの評価からして、予定どおりデビューしても十分に勝負になっただろう。それでも延期したのは、あくまでも確勝を期してのものか。それだけ、先々への期待が膨らむ"器"ということかもしれない。 ダノンギャラクシーは、名門厩舎の新たな看板馬になることができるか。初陣を迎えるその日の走りから目が離せない。
河合力●文 text by Kawai Chikara
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