ホーチミン市人民評議会(市議会)は19日、ホーチミン市とカンボジア国境の東南部地方タイニン省モクバイ国境検問所を結ぶ高速道路建設案件に関する決議を採択した。
決議によると、この高速道路は全長50kmで、ホーチミン市ホックモン郡の環状3号線との交差点を起点とし、環状4号線、ホーチミン道路などを通過し、モクバイ国境検問所を終点とする。
第1期の投資総額は15兆9000億VND(約800億円)で、これまでの推定額から+2兆2860億VND(約115億円)、2019年に発表された当初の計画からは+5兆2000億VND(約260億円)引き上げられた。第1期は官民パートナーシップ(PPP)方式、BOT(建設・運営・譲渡)方式で建設され、2025年に完成する予定。
同案件が完成すれば、ホーチミン市からモクバイ国境検問所までの所要時間が短縮されるほか、南部の重点経済地域が東西経済回廊と結ばれ、社会経済発展の後押しに繋がると期待されている。
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