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Friday, August 6, 2021

「何かを成し遂げたかった」走りまくった田中希実の東京五輪は再度の3分台で締めくくり【陸上女子1500メートル】 - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

女子1500メートル決勝で8位に入賞し、日の丸を掲げる田中希実

女子1500メートル決勝で8位に入賞し、日の丸を掲げる田中希実

◇6日 東京五輪 陸上女子1500メートル決勝(国立競技場)

 この種目で日本勢の五輪初出場を果たし、ファイナリストとなった田中希実(21)=豊田自動織機TC=は3分59秒95で8位入賞を果たした。

     ◇

 走りまくった東京五輪の最後を8位入賞、準決勝に続く3分台で締めくくった田中は「予選と準決勝を抜けられただけでも合格、100点以上だったけど、決勝に出たからには何かを成し遂げたかった。五輪を楽しんでいる姿を伝えられたのも、すごくいい五輪になった」と振り返った。

 世界の強豪を相手にも果敢に先頭集団を伺い、ラスト1周の時点で6位。最後の直線は入賞ぎりぎりの8位争いで「入賞したか分からなかった」と夢中で最後の力を振り絞ってフィニッシュ。「ホッとしたのと、ラストだけでこんなに差がつく悔しさもある」と達成感と悔しさの両面を口に。 5000メートル金メダルで1500メートルとの2冠を目指したハッサン(オランダ)とも走り、今後へ「和製ハッサンより世界の希実になれるよう頑張りたい」とさらなる進化を誓った。

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