京都芸術センター(京都市中京区)の「ニューミューテーション」は、活動歴5年未満の注目の若手を取り上げる展覧会シリーズだ。今回は小嶋晶(あき)と小林椋(むく)の2人展。「意味」や「目的」をめぐって縦横無尽に広がる思考が、それぞれユニークな空間として立ち現れている。
小嶋は看護師として集中治療室などで働いた後、美術家に転身した異色の経歴を持つ。これまでインタビューに基づく映像やインスタレーションなどを組み合わせた思索的な作品を発表してきたが、今回はよりパフォーマンスの要素の強い「食卓」シリーズを展示する。
コロナ禍での失職や展示の中止、家族の介護が重なり精神的に追い詰められていた時、いつも座っている食卓が灰色に見えた。そんな出来事から生まれた3作品は、いやおうなく変質していく日常にあって、世界の「意味」を自身の手に取り戻すための思考のレッスンだ。
最初のビデオインスタレーシ…
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からの記事と詳細 ( 食卓とは何か 動物は機械か 思考が暴れる2人展 - 朝日新聞デジタル )
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