日本初の民間ロケット発射場がこの夏にも完成する予定の和歌山県串本町で、宇宙に関心を持ってもらおうと、２４日、シンポジウムが開かれました。
本州最南端の町、和歌山県串本町では、キヤノンの子会社など４社が設立した「スペースワン」がこの夏の完成を目指して、日本初の民間ロケット発射場を建設しています。
今回のシンポジウムは、完成を前にロケットや宇宙産業に興味を持ってもらおうと和歌山県が開いたもので、町内のホテルにはおよそ２００人が参加しました。
最初に、宇宙飛行士の山崎直子さんが自身の宇宙での活動などを披露した上で、「今は想像していないような仕事や活動がこれから宇宙には待っているのではないか。発射場を中心に、皆さんで一緒に未来を作っていけたらうれしいです」と地元での盛り上がりに期待を寄せました。
続いて、スペースワンの担当者が発射場の建設の進捗などを説明しました。
参加した地元の高校１年生は「ロケットや発射場は技術面も本当にすごいことです。さらに、もっと串本に来てくれる人が増えるのではという観光面の期待も高まっているので、自分にもできることがあればいいなと思います」と話していました。
からの記事と詳細 ( 民間の発射場建設が進む串本町でロケットテーマにシンポジウム｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
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