新型コロナウイルスの流行により、現金を直接手渡さないでいいという観点からキャッシュレスが注目されています。この機会にキャッシュレスを導入したという人も多いのではないでしょうか。 キャッシュレスにも種類がありますが、今回は古くからあるキャッシュレス決済、クレジットカードについてです。 今回は、2021年2月18日にJCBから発表された、「クレジットカードに関する総合調査」をもとに、クレジットカードの利用が多い業種を紹介していきます。
クレジットカードの利用が多い業種は「スーパーマーケット」
2021年2月18日にJCBから発表された、「クレジットカードに関する総合調査」によると、クレジットカードの利用が多い業種はスーパーマーケットであることがわかりました。コロナ禍の影響で日々の買い物をキャッシュレスにした人が増えたことが要因と考えられます。 また、次いで多いのがオンラインショッピングです。決済方法は代引きがありますが、現金を用意する手間や代引き手数料が発生してしまうため、クレジットカードが人気であることが要因として考えられます。 過去3ヶ月以内にクレジットカードで支払いをした業種 年度別に過去3ヶ月以内にクレジットカードで支払いをした業種を掲載します。（※一部） 2018年 ・スーパーマーケット:29.3％ ・オンラインショッピング（フリマサイト以外のインターネット通販）:35.1％ ・携帯電話料金:31.8％ ・コンビニエンスストア:16.0％ ・電気料金:18.5％ ・ガソリンスタンド:16.2％ ・飲食店:17.4％ ・プロバイダー（ISP）料金:17.9％ ・家電量販店:13.6％ ・ガス料金:13.2％ ・保険料:11.5％ ・百貨店:11.9％ ・水道料金:9.0％ ・高速道路料金（ETC料金）:11.8％ ・CATV衛生放送・NHK料金:8.5％ ・その他小売店:10.1％ 2019年 ・スーパーマーケット:31.8％ ・オンラインショッピング（フリマサイト以外のインターネット通販）:35.1％ ・携帯電話料金:30.0％ ・コンビニエンスストア:18.0％ ・電気料金:18.4％ ・ガソリンスタンド:17.3％ ・飲食店:19.0％ ・プロバイダー（ISP）料金:16.2％ ・家電量販店:15.4％ ・ガス料金:12.9％ ・保険料:12.1％ ・百貨店:12.5％ ・水道料金:9.2％ ・高速道路料金（ETC料金）:11.7％ ・CATV衛生放送・NHK料金:8.1％ ・その他小売店:10.4％ 2020年 ・スーパーマーケット:35.6％ ・オンラインショッピング（フリマサイト以外のインターネット通販）:34.8％ ・携帯電話料金:32.2％ ・ドラックストア:21.1％ ・コンビニエンスストア:20.1％ ・電気料金:19.1％ ・ガソリンスタンド:16.9％ ・飲食店:16.8％ ・プロバイダー（ISP）料金:15.3％ ・家電量販店:14.1％ ・ガス料金:13.8％ ・保険料:12.4％ ・百貨店:10.4％ ・水道料金:10.1％ ・高速道路料金（ETC料金）:9.0％ ・CATV衛生放送・NHK料金:8.1％ ・その他小売店:8.1％ 2018年から2020年にかけて、共通して言えるのが、クレジットカードがよく利用される業種は、「スーパーマーケット」、「オンラインショッピング」、「携帯電話料金」の3つで、どれも30％近く数値となっています。次に多いのが飲食店、電気量金、コンビニエンスストアで、どれも約20％の数値となっています。 またドラッグストアでの利用も約20％、2020年に関してはあります。オンラインショッピングはクレジットカード決済にもれなく対応していることや、代引き手数料を避けてクレジットカード決済が選ばれていると考えられます。
まとめ
2021年2月18日にJCBから発表された、「クレジットカードに関する総合調査」によると、クレジットカードの利用が多い業種はスーパーマーケットが一番多いことがわかりました。 また次いで多いのがオンラインショッピングや携帯電話料金です。割合としては約30％となっており、非常にクレジットカードが利用されている割合が高いと言えます。少しでも参考になれば幸いです。 参考資料 ・JCB「クレジットカードに関する総合調査」
藤原 悠喜
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