「市長が代わると何が変わるのか?」若者たちがストレートな質問をぶつけました。 4月18日に投開票が行われる掛川市長選挙で、先日若者たちと5人の候補者による座談会が開かれました。
掛川市長選は5候補の激戦に
掛川市 松井三郎市長:「次期、市長選については新しいリーダーに掛川市のかじ取りをお願いしたい」 掛川市長選挙をめぐっては2020年12月、現職で3期目を務める松井三郎市長が今期限りでの退任を表明しました。 今回の市長選にはいずれも無所属で新人の5人が立候補。次の市政の舵取りを誰が担うのか。激しい選挙戦が繰り広げられています。
「市長かわると何か変わんの?」
先週、選挙戦を前に地元で働く若者たちと5人の候補者が一堂に会し、「若者が質問!市長かわると何か変わんの?」と題した座談会が行われ、オンラインでも同時配信されました。 武藤拓郎さん:「調べても何を調べていいかすらわからなかったので、じゃあ直接聞いて聞いてみたらいいんじゃないかって思って」 告知を行ったホームページには、市長選に向けた若者の正直な意見も… 「市長なんて誰がやっても同じなんじゃないの?」 「政治家とか偉そうなジジイばっかで気に入らねえ」
若者の正直な意見とは
今回の座談会では、演説や公開討論会ではわからない候補者の人柄や掛川市への思いを引き出すことが狙いです。 自分たちの未来を左右する大事な選挙。候補者たちにストレートな気持ちをぶつけていきます。 富井陽菜さん:「なんで市長になりたいのか。別に市長じゃなくてもよくない?って思って」
「なぜ市長になりたいのか」5人の候補者は…
平出隆敏氏(51):「市長じゃないとできないことがあるからです。誰かに期待してもダメだなあとそこだけですね」 平出隆敏氏は市の職員を経て現在は不動産会社を経営。停滞する街中の経済を活性化するため都市政策を積極的に行い、中東遠の経済圏を形成したいと訴えます。市長選は前回の2017年に続き 2回目の挑戦です。 東堂陽一氏(65):「できない事がいっぱいある中で、自分が市長ならこうやってやるのになと思うことがたくさんある」 東堂陽一氏は市議会議員を経て、県議会議員を3期務めていました。新型コロナ対策として総合計画の策定や市に総合対策課を設置することを掲げています。 鈴木誠一氏(63):「政治って議会や国会で起こっているわけでもなくて、僕たちのお財布の中や預金通帳の中であったり。決断することについては議員よりも市長に行こうと」 鈴木誠一氏は福祉用具レンタル販売業を経営。自身の経験を生かして、高齢化社会に対応するための介護の充実や、市中心部と格差が出ているとして出身である大須賀地区など南部エリアの振興策の拡充を訴えています。 久保田崇氏(44):「ぶっちゃけた話すれば、今の松井市長からまず副市長やってくれ。そのあとはおれのあと市長をやってくれと言われた。自分も掛川のために何かできることないか」 久保田崇氏は元内閣府職員で、岩手県陸前高田市の副市長を経て掛川市の副市長を務めていました。新規就農者の促進や市民との対話機会を増やしたいと語ります。 榛村航一氏(53):「市長になるのが目的ではなくて市長って手腕なんですね。(市長選を)ずっと断ってきたけど今度は断ってはいけないなというのがあって決心した」 榛村航一氏は民間企業を経て市議会議員を1期務めました。父・純一氏は掛川市の元市長です。「人が輝き人がつながる町掛川」をスローガンに掲げ、経済インフラを整備して経済の循環を強めたい としています。
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