坂下さん、炎鵬関とトーク
二〇一二年ロンドン五輪柔道女子57キロ級の金メダリスト松本薫さん(33)=金沢市出身=が二十五日、同市のいしかわ総合スポーツセンターで開かれたスポーツイベントに出席し、五月三十一日に市内で走行予定の東京五輪聖火リレーについて「引退後、柔道に関わるのはこの聖火リレーがスタート地点。少しでも何かを伝えられる走りをしたい」と語った。 (榊原大騎)
聖火リレーは五月三十一日から六月一日までの二日間に県内を巡る予定。加賀市を出発し、七尾市で終える。金沢市は一日目の終着地で、松本さんは、一部区間を子どもたちと一緒に走ることになっている。
松本さんは東京五輪・パラリンピックについて「コロナの中で五輪は新しいあり方になる」と言及。石川にゆかりのある代表内定選手には「ストイックに競技を極めれば極めるほど、どんどん殻に閉じこもってしまう。なので、それを受け入れて自由になること。『最後はばかになれ』です」と助言した。
イベントは、昨年度に制定された「いしかわ県民スポーツの日」(四月の第四日曜)に合わせて県が主催した。松本さんが登場したのはオープニングに続くトークショーで、バレーボールV1女子PFUコーチの坂下麻衣子さん(36)、金沢市出身力士の炎鵬関(26)と対談。大相撲夏場所を控える炎鵬関はリモートで登壇した。
約三百人が参加。トランポリンやボッチャなど八競技の教室もあった。
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