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Friday, March 12, 2021

ステイホームで爆売れ「電気調理鍋」の選び方 - 東洋経済オンライン

買いは「ヘルシオホットクック」だけではない

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「電気調理鍋」大ブームのきっかけとなったシャープの「ヘルシオ ホットクック」。低温調理のローストビーフや無水調理のラタトゥイユなどが手軽に作れる(写真:シャープ)

昨年から続くリモートワーク、巣ごもり生活はライフスタイルにも大きな変化を与え、自炊のための調理家電に大きな注目が集まった。なかでも一気に普及が進んだのが「電気調理鍋」。昨年の緊急事態宣言の折には人気モデルが量販店店頭から消え、在庫切れを起こすほどになった。そこで今回は多くのメーカーから発売されている電気調理鍋の選び方について説明していこう。

電気調理鍋ブームを牽引した「ホットクック」

電気調理鍋には大きく分けて2つのタイプがある。1つが食材に圧力をかけて調理する「電気圧力鍋」。そしてもう1つが圧力はかけずに調理するタイプ。「電気調理鍋」自体は古くからある調理家電の1つだが、近年の大ブームのきっかけとなったのがシャープの「ヘルシオ ホットクック」の登場だった。

ヘルシオホットクックは後者の代表格だ。圧力はかけないもののその代わりにさまざまな機能を搭載している。その1つが高い密閉性を生かした無水調理。食材を加熱したときに出る蒸気をそのまま水分として食材に戻すことで、食材に含まれる水分だけで調理ができる。野菜が持つおいしさを引き出せるうえ、栄養も余すことなく摂取できるのがポイントだ。

ヘルシオ ホットクックでは、食材と調味料を内鍋に入れてフタを閉め、メニューや加熱方法を選ぶだけで加熱調理ができる。温度管理はすべておまかせで、調理中に張り付いている必要がないのがポイント。さらに内ブタには「まぜ技ユニット」が付いており、メニューに応じてタイミングよく、食材をかき混ぜてくれるのだ。このため、食材を入れてから料理が完成するまで、何もすることなくおまかせできる。

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