京都府亀岡市篠町のJR馬堀駅前に喫煙ブースを設置するため、市が2021年度一般会計当初予算案に1200万円を計上していることを巡り、市議から「高すぎる」との意見が相次いでいる。防火仕様にするために高額となるというが、桂川孝裕市長は「なるべく安くなるよう努力したい」との考えを示した。 【写真】市議が指定場所以外で喫煙「どこも肩身狭い」
市は18年、路上喫煙規制条例を制定しJR亀岡駅南と馬堀駅の灰皿を撤去。条例に基づき翌19年、市内のJR4駅とトロッコ亀岡駅周辺を「路上喫煙禁止区域」に指定した。
一方、受動喫煙対策と喫煙者の利便性を両立させるためとして、まずは19年度当初予算で亀岡駅南口に灰皿と集じん・脱臭装置を備えたガラス張りのブースを作る費用に400万円を計上した。だが、同地域が都市計画法の「防火地域」で延焼を防ぐ防火仕様にする必要があったとして最終的に3倍の1200万円にかさんだ。ブースは近く完成する。
今回、馬堀駅前にも同様のブースを設けるため計上したのが1200万円の予算案。市議会では設置自体に異論は出ていないものの、16日にあった3月議会の予算特別委員会全体会で、市議たちは「もっと安価にする方法はないのか」「馬堀駅の費用を見直し、他の駅にも設置する考えは」と指摘した。これに対し、桂川市長は「われわれも同じ考えだ。安く仕上げる方向で考えたい」と述べた。
予算案は修正なく22日に可決された。市環境政策課によると、今後、防火仕様をやめることも視野に設置場所を再検討するという。
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