鳥取市立南中学校では、建設中の新校舎に思い出を刻むイベントが行われた。生徒たちがメッセージを書いたのは…。
現在、大規模な工事が行われている鳥取市立南中学校。生徒数の増加に伴い、2階建てだった校舎の場所に4階建ての新校舎を建設中で、ことし11月には1学年9クラスに対応する学校が完成する。記者リポート:「工事が着々と進むこの新校舎に、まもなく卒業する3年生の手が加わることになりました。生徒一人ひとりに配られたのは、なんと瓦です。」
16日、体育館に集まった3年生に準備されていたのは、縦横30センチの瓦で、新校舎に使われる予定のもの。
ジューケン 岡村靖博さん:「思い出づくりをさせてあげたいなという思いがありまして、3年生が新校舎を1回も使わずに卒業してしまうということがひとつありましたので、寄せ書きのようになにか書いていただこうかなと。」
配られた瓦に書き込むのは、思い思いのメッセージ…。
新型コロナの影響で様々な行事が中止になってしまったことや、11月の完成を待たずに卒業してしまう3年生のためにと、工事を請け負う業者によって企画された。3年生は、新校舎と後輩たちに残したいメッセージを自由に書き込んでいた。
3年生:「僕が後輩に伝えたいのは、勉強は早めに取り掛かれ!ということですかね。僕はつい最近までバスケをしていたので、勉強があまり進んでいなくてとても困っています。なので後輩には、受験勉強に後悔のないようにしてほしいと思っています。」
3年生:「型にはまるな!です。型にはまっては面白くない!」
3年生:「修学旅行とか、3年間で一番大きいイベントがなくなってしまったのは悲しい時もあったけど、その中でも楽しめたことがたくさんあったので良かったです。」
鳥取市立南中学校 鈴木勇喜雄校長:「書くときの笑顔や、友達と見せ合う姿を見て、本当にこの企画をして良かったなと思いました。(新校舎が)完成したらぜひ見に来てほしいなと思います。」
3年生のメッセージ入りの瓦は卒業式が終わった3月下旬ごろから新校舎の屋根に設置されるという。
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