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Thursday, February 11, 2021

エピック・ゲームズが超リアルな人物モデルを作り出すツール“MetaHuman Creator”を発表。1時間以内にUnreal Engineで使用可能なモデルを作成可能 - ファミ通.com

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 ゲームエンジンのUnreal Engineを提供するエピック・ゲームズが、新たなデジタルツール“MetaHuman Creator”を発表。今後数ヶ月以内に早期アクセス版の提供を開始する。

 このツールは、写実的な人間キャラクターの3Dモデル(デジタルヒューマン)の作成を目的とするもの。エディター上からプリセットされたパーツを選びつつ、クラウドサーバーからストリーミングされた描画結果を見て調整していくことで、「これまで数週間や数か月かかっていたデジタルヒューマンの作成が1時間以内」(公式発表より)にできるよう設計されているという。要はゲームのキャラクタークリエイターの超ウルトラスゴい版といった所か。

 完成したデータはエピック・ゲームズが傘下に収めた3Dモデル管理ツールであるQuixel Bridgeを通じてダウンロード可能で、アニメーション(モーション)を付けるために必要なリグや、ゲームなどでキャラを遠くに置いた場合などに使われるLODデータなども備えたものとなっており、Unreal Engineに入れてすぐにアニメーションをつける作業に移れるとのこと。

 モーションキャプチャーにはエピック・ゲームズが公開しているiOSアプリのLive Link Fac‪e‬や、『Marvel’s Spider-Man』などでも使われているエピック傘下のCubic Motionなどのシステムに対応しているほか、『サイバーパンク2077』で使われた多言語対応のリップシンクシステムのJALIにも対応するそう。

 なお現在はUnreal Engine 4.26.1以降で使えるサンプルデータ2体が公開されている。(2021年2月11日午後8時追記)また公式Twitterでの返答によると、Unreal Engineでの使用についてはMetaHuman Creator自体の使用費はかからず、ゲーム系プロジェクトで粗収入が1万ドルを超えた場合は5%を支払い、映像系や産業系などの非ゲーム系プロジェクトではロイヤリティ無料という従来のUnreal Engineの規定が適用されるようだ。

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