テニス・全豪オープン第11日(18日、オーストラリア、メルボルン)四大大会の第1戦。女子シングルス準決勝が行われ、第3シードの大坂なおみ(23)=日清食品=は、四大大会通算23度の優勝を誇るセリーナ・ウィリアムズ(39)=米国=を6-3、6-4で下し、決勝進出を決めた。2年ぶり2度目の優勝に王手をかけた。
第1セットの第1ゲーム、ファーストサービスが決まらず苦しんだ大坂。ダブルフォールトなどのミスからポイント先行を許すと、最後はショットをネットかけ先にブレークを許した。試合後のインタビューで「アンフォーストエラー(自らのミス)が最初の数ゲーム多かったので、緊張していて怖かったんです。そこから少しずつ試合に入っていきました。楽しむことにしたんです」と振り返った。「子供のころからの憧れ」と話すS・ウィリアムズについては「彼女(セリーナ)との対戦はいつでも光栄です。だからひどい対戦にしたくなかったので、ベストを尽くしました」と敬意を口にした。
決勝はジェニファー・ブレイディ(25)=米国=とカロリナ・ムホバ(24)=チェコ=の勝者との対戦になる。両者はともに初の四大大会決勝となるが、「誰でも初のグランドスラム決勝というのは興奮もするが緊張もしている。誰かに緊張してほしいと思いたくはありませんが、相手が緊張してくれたらなと思います」とおどけた。
決勝へ向けての準備について質問されると「不思議な話なんですけど。ここ3週間、試合の前日は日本食を食べているんですけど、昨日はギリシャ料理にしたんです。そして眠りにつき、起きたら(男子シングルス準々決勝でギリシャの)チチパスがナダルに勝っていたんです。これは何かの兆候かと思いました。ですからギリシャ料理は続けるべきかもしれません。オーストラリアでギリシャ料理を食べるのはメルボルンが一番です」と話して観客を沸かせた。
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