石川トヨペットカローラ(金沢市)が不動産事業に参入することが28日分かった。現在、金沢駅西(広岡1丁目)に8階建てのオフィスビルを建設中で、来年2月に完成する予定となっている。1階に喫茶店、2階にトヨペットカローラ営業所を設け、3~8階を貸事務所とする。要明英二会長兼CEOは「22世紀まで残るビルにしたい」としている。
立地場所は、日銀金沢支店建設予定地(広岡3丁目)から道路を挟んで正面に位置する。敷地面積は336平方メートル、延べ床面積は2049平方メートル。真柄建設(金沢市)が施工した。外壁を象牙色の御影石本磨きで仕上げ、入り口や窓など開口部にアーチを施した。総事業費は非公表。
貸事務所は、3階が1室、4階が3室、5~8階が2室で計12室。ビル完成後、本格的に入居を募集する。
2階の営業所には自動車は展示せず、ベテラン3人を配置して大型画面であらゆる車について相談を受ける。1階の喫茶店と、らせん階段でつながっている。いずれも、アンティークの椅子とテーブルを配置する。
要明会長兼CEOは「金沢にとって大切な場所であり、大正ロマンを感じさせるレトロな雰囲気のビルになった。テナントは入居を慌てず、時間をかけていい会社を入れていきたい」と話した。
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