Pages

Wednesday, December 23, 2020

劇団4ドル女性同士の恋愛演じ「何かが芽生えそう」 - ニッカンスポーツ

秋元康氏が総合プロデュースする劇団4ドル50セントが23日、東京・中目黒キンケロ・シアターで、舞台「劇団4ドル50セントとろりえの年末」(29日まで)の初日を迎えた。

同劇団員の仲美海(19)岡田帆乃佳(24)前田悠雅(22)立野沙紀(26)安倍乙(20)と、演劇ユニットろりえの梅舟惟永(32)、客演の女優荒井レイラ(26)、岩井七世(31)が、初日公演前に取材を応じた。

クリスマスから年末、大みそかを舞台に、女性同士の恋愛を描いた物語。仲は「好きな人がいるのに、違う人を好きになったりする役です。終わった後、すごい疲れるな、と思っています。疲れますよね、恋愛って」と笑った。

前田は「レズビアン方だけではなくて、たくさんの方に共感してもらえると思う作品です」とアピール。「私は女性を好きになったことはないんですけど、(劇中で好きになる2人が)本当にかわいくって。本当に稽古期間、どんどんかわいくなっていくんです。役を超えた何かが芽生えそうな瞬間はありました」と告白して、共演者たちを照れさせた。

劇団4ドル50セントとしては、約1年ぶりの有観客劇場公演。岡田は「久しぶりの劇場公演なので、しっかり熱を届けたいなと思います。年末に皆さんにほっこりして帰っていただけるように頑張ります」と意気込んだ。仲は「2020年はコロナ、コロナ、コロナ続きで…。何もなかったとは言わせないように、2020年最後、温かい気持ちに、心に残るような作品になるように最後まで演じていきたいです」と誓った。

前田は「何があってもコロナって名前がついてくる1年だったと思うんですけど、この劇場にいる間だけでも、そのことを忘れていただけるように。終わりよければすべてよし、っていう作品になるよう、カンパニー一同駆け抜けていきたいでと思います」と話した。立野も「大変な状況ではあるんですけど、1時間10分くらいの時間だけでも楽しい一時を過ごしていただけるように、一生懸命演じさせていただきます」と意気込んだ。

バンドに所属するメンバーを演じる安倍は、「『誰?』って思われるかもしれないんですけど、今回の役で、新たな一面も知ってほしい」とアピール。「当日券もあるので、ぜひ見に来ていただきたいなって思います」と呼び掛けた。

公演期間中にクリスマスを迎える。イブや年末の過ごし方を聞かれると、仲は「今年は彼氏いないので、友達と過ごします。1人暮らしを始めたので、今年は実感に帰れないので、年末は1人寂しく過ごします」とあっけらかん。前田は「早く公演を終わらせて、お酒が飲みたい。31日は、家族みんなでお酒が飲みたいです」と笑顔を見せた。

公演はみかんチームとこたつチームに別れ、4人ずつが出演。29日に千秋楽を迎える。

Note: Changes to the Full-Text RSS free service


からの記事と詳細 ( 劇団4ドル女性同士の恋愛演じ「何かが芽生えそう」 - ニッカンスポーツ )
https://ift.tt/2JftOcL

No comments:

Post a Comment