その際にカギと考えられているのが、戦術の多様性だ。あくまで攻撃の中心はモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの3トップだが、彼らにばかり負担をかけるわけにはいかない。
また、システムも[4-3-3]以外のオプションが欲しいところ。例えば、トップ下を置く[4-2-3-1]だ。
英『Liverpool Echo』でも戦術のオプションをどう増やしていくかが議論されているが、以前はMFジェルダン・シャキリが[4-2-3-1]を実現する貴重なオプションになっていた。
ところが、出番を失ったシャキリは今夏の退団もあると言われている。そこで貴重な存在となるのがFW南野拓実だ。
南野は今冬にザルツブルクから合流し、様々な役割をこなしてきた。[4-2-3-1]ならば前線全てのポジションをこなすことが可能で、リヴァプールにとっては便利な存在となるはずだ。
さらにFWディボック・オリギもフィルミーノら主力の負担軽減へ奮闘が求められる。
リーグ戦、チャンピオンズリーグのダブルを目指すならば、南野&オリギのバックアッパー2人の活躍も重要になってくるだろう。
[4-2-3-1]ならば夢のサラー、フィルミーノ、マネ、南野の前線を見ることができる。このシステムを試す価値はあるはずだ。
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August 01, 2020 at 05:10AM
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