
空力特性をパワーにしたアルピーヌ
1956年にパリでアルピーヌ社を創業することになるジャン・レデールは、まだ第二次大戦の開戦前、1922年にパリから200kmほど北西、英仏海峡に面したディエップで生まれています。戦後、ジャンはルノーのディーラーを営んでいた実家の家業を手伝う傍ら、モータースポーツに熱を上げるようになっていきました。 ルノー4CVをチューニングして幾つものレースで優勝を飾るようになった彼は、自分のチューニングに自信を深めていき、今度はチューニングカーを販売することを考えるようになりました。その手法はそれまでの経験を活かしていて、エンジンのチューニングよりもボディを軽く、空気抵抗の小さなものに交換する、というものでした。 その第一弾として1956年に完成したモデルがアルピーヌ・ミッレ・ミリア A106でした。ミッレ・ミリアは言うまでもなく1957年までイタリアで行われていた伝説的な公道レースで、実はA106が完成する前年、プロトタイプでクラス1-2フィニッシュを飾っていたことをアピールするネーミングでした。 そしてA106 というのはベースとなった…と言うよりもルノー4CVから流用したエンジンの型式(ルノー106系)を示すものでした。 そしてA106はその後、ルノー・ドーフィンをベースにしたA108として登場。さらにルノーR8をベースにしたA110と進化して行くことになります。 このA110がロングセラーの大ヒットとなり、メーカーとしてのアルピーヌ社を支える大黒柱となったのです。 ルノーの市販車からエンジンなどの主要コンポーネントを流用しただけでなく、その契約によりディーラーシップを利用する販売システムを構築できたことが、アルピーヌが成功する大きな要因となりました。
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June 09, 2020 at 07:40PM
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F1までやっちゃうルノースポールにはアルピーヌの血! 知ってるようで知らない両者の深すぎる仲(Auto Messe Web) - Yahoo!ニュース
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