「コンバージドインフラ」(CI)製品と「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)製品の違いが曖昧になってきた。最近は名称にHCIを含む製品も登場している。ただし製品名にHCIを含むだけで実際には本来のHCI製品の定義を満たしておらず、CI背品に分類した方が適切である製品が少なくない。
例えばNetAppの「NetApp HCI」という製品がある。これはサーバとストレージシステムを別々の筐体として組み合わせた製品で、CI製品の構成に近い。ストレージシステムにはフラッシュストレージを採用した「NetApp SolidFire」を使用する。
Hewlett Packard Enterprise(HPE)の「HPE Nimble Storage dHCI」はフラッシュストレージシステム「HPE Nimble Storage」とラックサーバ「HPE ProLiant DL」を組み合わせている。構成はNetApp HCIによく似ていてCI製品に近い。
併せて読みたいお薦め記事
「HCI」をより広く
導入事例
「CI製品に似た製品は、HCI製品に求められる拡張性などの一般的なニーズを満たすことが難しい」と指摘しているわけではない。定義上は本来のHCI製品ではないということだ。
NetApp自身はNetApp HCIについてオンプレミスで運用する「ハイブリッドクラウドインフラ」だと説明している。HPEはHPE Nimble Storage dHCIの製品名に「d」を付けている。これは「disaggregated」(分離型)の頭文字になっていて、構成要素が分離していることを表現している。つまり製品名にHCIを含むものの、アーキテクチャはサーバとストレージシステムが分離しているため、もはや本来のHCI製品には分類できない。
再定義を迫られるHCI
関連記事
"何か" - Google ニュース
March 02, 2020 at 12:00PM
https://ift.tt/3cnoCgx
「真のHCI」とは何か? 「CI」との違いを見極める方法 - TechTargetジャパン
"何か" - Google ニュース
https://ift.tt/3bu5jBJ
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment